年収について考える

飲食店の求人と年収について考える

飲食業界の求人サイトで募集している店員スタッフの多くは、アルバイトやパートが中心になっています。求人は、時期に関係なく募集しているため、比較的応募しやすい職種です。アルバイトやパートの場合は、接客業務がメインになるホールスタッフや調理を専門に行う調理スタッフでの募集になります。ホールスタッフのほとんどが時間給での給料計算になり、時給は800円から1200円ぐらいが平均相場になります。

深夜遅くまで営業している飲食店の場合は、時給が1000円から1500円ぐらいが平均相場になります。正社員としての求人は、アルバイトやパートの採用や指導、シフトの管理や在庫管理、アルバイトでは対処できないクレーム対応など管理職としての業務がメインになる店長や店長候補としての募集が中心になります。高い調理スキルが必要となる一流ホテルのレストランや料亭で勤務する調理スタッフの場合は、正規雇用での募集が中心になります。

ファミレスやファーストフードのようなすでに加工している食材を温めたり、器に流す程度の簡単な調理で出来上がるメニューが中心になっている店舗では、調理スタッフも調理経験がない学生のアルバイトを採用するため、正社員での調理スタッフの募集は少ないです。飲食店の店長や店長候補の社員は、学歴や特別な資格はあまり関係なく、未経験者でも採用されやすいのが魅力です。しかし、正社員の年収は、ほかの会社員などの職種に比べると全体的に年収が低い傾向です。

飲食店で勤務する正社員の平均年収は、350万から400万ぐらいです。初任給は、20代前半でも30万ぐらい支給されるため、ほかの職種に比べると高く設定されているため、若い世代には人気があります。しかし、一般の企業に勤務する会社員のように昇給ベースがあまりなく、40代になっても年収が400万以下のケースも多いです。見習い期間が必要な高い技術を要する板前や一流レストランのシェフであれば、収入も経験数に応じて上がることもありますが、店長のような店舗のマネージメント職の社員は、ほとんど年収がアップすることは少ないです。

そのうえ、月収が少ない割りには、拘束時間が長いのも飲食店のマネージメント職の特徴で、プライベートな時間が睡眠で消化されてしまうことも珍しくないです。アルバイトやパートの人員確保ができない場合は、休日出勤してスタッフ不足を補うこともあります。収入に比べると労働環境はあまり良くないため、離職率が高い傾向があります。